2022/01/24

タバコを吸うことで発生する煙の中には、肺がんとの関連性が指摘されているタールをはじめとして100種類以上の化学物質が含まれており、健康に対して深刻な悪影響を及ぼす可能性があります。このために、交通機関のホームや医療機関、学校、役所などの公共性の強い施設の大部分は、全面禁煙を実施しています。これは、タバコを吸う人だけではなく、周りにいる人の健康に配慮しなくてはならないからです。しかし、企業となると話は少し変わってきます。
今なお、成人男性の30パーセント以上が喫煙者であり、これらの人を完全に除外することは出来ないからです。このために、以前は喫煙所を設置するなどを行い、隔離する方法が主流として用いられていました。しかし、少しでも隙間があいていると煙は外に出てしまいます。さらに、喫煙者だけが余分に休憩をとれるという不公平な状況にもなってしまいます。
そこで登場したのが、分煙機という新しいシステムです。煙と臭いの両方を無力化するので、喫煙者と非喫煙者とが同じ空間でくつろぐことが出来ます。このために、分煙機を導入することにより、喫煙者と非喫煙者とが公平な関係性をキープできるので、コミュニケーションの良化や生産性の向上につながることになります。分煙機を提供している業者は徐々に増加しており、サービス内容も多様です。
設置後のメンテナンスに力を注いでいる業者を選択することにより、末永く安心して利用することが出来ます。